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家庭内別居の日々、破られた離婚届と流血事件~離婚までの経緯22


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きのうの記事に書いたとおり、これまで絶対服従だった妻からの思いがけない言葉は、元夫を激高させたようです。


気に入らないことがあると、手当たり次第に物にあたる人でしたが、さすがにテレビを押し倒したのは初めてでした


でも、自分の行為に罪悪感など抱いていないことは、あの不敵な横目で明白です。


驚きおののく私を見たその目は、「どうだ、わかったか!?逆らうとこうなるぞ!!」と、憎々しげに底光りをたたえていました。



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「急がば回れ」ということわざがありますが、あれは言い得て妙だなぁと、今さらですがつくづく思います。


あの頃の私は、とにかく焦っていました。


手のつけられないモンスターのような元夫と、一刻も早く別れたい


その一心で、むやみやたらに元夫を刺激して、その結果かえって膠着状態を招いてしまったのです。



私が、「出て行ってください。」の次に元夫にぶつけた言葉は、


「離婚してください。」でした。



元夫は、もちろん完全黙殺。


ただし、言葉は無視しても、それに対する怒りは、例の如く破壊行為でキッチリと現します。


家具と言わず、家電と言わず、大きいものも小さいものも、目につくありとあらゆるものを破壊しつくし、やがてそれらの残骸がリビングやらダイニングに蔓延していったのです。


最初のうちは、いちいち片づけていたのですが、もはやキリがなくなって、しまいには私も放置。


あの当時、もし誰かがわが家を訪れたなら、爆弾でも落ちたのかと見紛うような、ひどい状態だったと思います。



そんな中でも私は、ひたすら繰り返しました。


「どうかお願いだから、離婚してください。」と。


元夫は元夫で、私が「離婚してください。」と発する度に、ひたすら破壊を繰り返しました。


何の策も持たず、馬鹿のひとつ覚えのように「離婚してくれ」を子どものようにくり返す妻。


かたや、まともに話し合うこともせず、子どものように癇癪を起こして破壊行為をくり返す夫。


いい年をしたおじさんとおばさんだけど、子供同士のケンカと変わりません。いえ、子どものようにピュアじゃない分だけ、タチが悪い(笑)これでは、いつまでたっても埒が明きません



わが家の間取りは、1階にリビング&ダイニング、そして元夫が勝手に「自室」にしていた和室。2階には、洋間が3つありました。


1階が足の踏み場もなくなった頃には、私と母そして次男は2階を主な居室にし、元夫は1階を占拠しているような住まい方に、自然と変化して行ったのです。


幸いトイレは上下階にひとつずつあったので、あとは1階にあるキッチンと風呂場などの水回りの使用時に、互いがかぶらないように注意すれば、1軒の家の中で「完全に別世帯」のような生活が可能でした。


元夫は外で食事を済ませて来るし、私は私でキッチンでそそくさと作った食事を2階に持ってあがって3人で食べる、そんな感じだったのです。


離婚を決意した当初、食事や洗濯などの基本的な家事は、どんなに嫌でも元夫の分もきちんとこなそうと思っていました。そうじゃないと、離婚問題が行き詰まったときに、「家事放棄」と難クセをつけられそうだったからです。


でも、家庭内別居生活が数ヶ月経った頃には、そんな初心はもうどうでもよくなりました


いつまでこんなことをくり返すのかと、ほとほと嫌になっていたのです。正直、もう何もかもがめんどくさく思えてきていました。


それでも、私の中では、離婚への決意は変わらなかったし、出て行くべきは元夫だという思いも変わりません。


だって、ここは父から譲り受けた「私の家」なのですから


そして、忘れもしないあの日。


私は仕事の帰りに市役所で、離婚届の用紙をもらってきました。これまでどおりに記載箇所をすべて埋めて、署名と押印した状態で、ゴミ屋敷のような1階の食卓の上に置き、そのそばにボールペンと朱肉もセット。


実は、こうしてセッティングするのは、すでに4、5回目。その都度、元夫に破り捨てられましたが。


元夫の帰宅時間は、毎日ほぼ同じ。だからまだしばらく帰ってこないだろうと油断して、母といっしょに調理を始めたところへ、タイミング悪く元夫が帰ってきてしまいました。


元夫は、食卓の上の離婚届にすぐ気がついたようです。そこへ私が、「お願いします。離婚して下さい。」とかぶせるように言いました。


その途端!!


元夫はそばにあった陶器の灰皿を、こちらに向かって投げつけて来ました。これまでもそうだったように、絶対に当たらない絶妙のコントロールで。


ところが、灰皿が壁に当たった「ドンッ!」という音、割れて砕け散る「ガシャンッ」という音、それらに続いて、いきなり母がその場にうずくまったのです。


額を抑えた母の両手の指の間から、たらたらと赤い血が滴り落ちています。


そうです、割れた灰皿の欠片が、イレギュラーな動線で、母の顔を直撃してしまったのです。

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