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いよいよ懐かしい街への引っ越し、束の間の幸せ~離婚までの経緯4


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いつものように息子2人と私だけの夕食を終え、そのまま食卓で今後のことについて話し合いました。


降って湧いたように急な今回の件。

息子たちがどう受け止めているか、話し合いの中で2人がどんなことを口にするか?私はものすごく気がかりでした。

「どう思ってるの?」と切り出す瞬間、ドキドキしたのを覚えています。


しばらくの沈黙。


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息子たちは、ちょとだけ互いの顔を見合わせたあと、「いいよ」と、声を揃えて言ったのです。

良かったぁ~

私は心底ホッとしました。


・近いうちに関西の私の実家に引っ越すこと。

・来春はそこから高校と中学に進むこと。

この2点に関して2人とも全く異論はなく、特に長男はそのことをむしろ歓迎していたのです。


わが家では、元夫が引っ越すと決めた以上、たとえ2人が反対したり渋ったりしても、「引っ越さない」という選択肢はありえません。


元夫が人として、夫として、そして父親としてどうなんだ、ということはさておき、元夫の意見は最初から決定事項なのです。


元夫が、「白」といえば黒でも白だし、「右」といえば嫌でも右を向かねばなりません。


つまり今回の件も、先に結論有りきでした。


だからこそ私としては、少しでも息子たちの本音を汲み取りたかったし、細かい希望などはできるだけ叶えてやりたいと思っていたのです。


それまでも何度となく転校を経験していた2人ですが、幸いなことに特に問題なく学校生活を過ごしてきました。とはいえ、2、3年ごとの転居では、それぞれの土地や学校に対する印象や思い入れは薄くなってしまいます。


どこに行っても、「自分の居場所」とか「自分の学校」という愛着を持てなかった2人。だから私の実家に引っ越すことで、入学から卒業までずっと同じ学校で過ごせることは、逆にとても嬉しかったようです。


さらに私の実家は、大阪の梅田や神戸の三宮へのアクセスが非常にいいこと、一戸建てなので2階に自分たちの個室が持てること、それらは息子たちの気持ちをさらに上向きにしてくれる効果がありました。


とにもかくにも、息子たちの賛同を得られてヤレヤレ。


そのあとも3人で、改めて実家の見取り図を書いて部屋割りを決めたり、最寄駅周辺にどんな施設があるかを調べたり、いつになく楽しい時間が過ぎました。


夜10時をだいぶん回った頃、やっと元夫が帰宅。


私たちが「おかえりなさい。」と声をかけると、元夫はこちらをチラッと見ただけで、無言で浴室へ。


その頃は、土曜と日曜の夜10時より早い時間に元夫が帰宅することは、ほとんどありませんでした。朝9時か10時に出かけて夜遅くまでずっとパチンコ。それが数年来のお決まりだったのです。


夕べはたまたまいつもの土曜日よりは早めに帰宅したら、これまたたまたま私の両親が来ていたという状況でした。元夫は、転居の件について予想外の返事をするだけしたら、あとはサッサと寝てしまいました。


だから、子ども達の今後についても全く話し合えていません。


元々、子供のことには全く無関心な人でしたが、さすがにこの話し合いは元夫抜きではダメだと思ったので、私はその朝出かけるときに伝言メモを残しておきました。


「子ども達の進学について相談したいので、夕食までには帰ってきてください。」と、そう書いて朝刊の上に置いたのです。これを読めば、いくらなんでも今夜は早めに帰ってきてくれるだろうと思いながら。


かすかな期待はもののみごとに裏切られたけど…。


私のメモは、テーブル脇のゴミ箱に破って捨てられていたので、元夫がメモを見たことだけは明らかでした。


結局、元夫は夕食時に帰宅しなかったけど、元夫が同席していたら、息子たちは素直に本心を言えなかっただろうから、かえって良かったのかも知れません。


風呂から上った元夫に、先ほどまで3人で話した内容をかいつまんで報告。元夫は、何も言わずにテレビを見ていました。


そうやって無視しているように見える態度は、「特に反論はない」とか、「自分には関係ない」といった元夫の意志の現れです。


逆に何かが気に入らないと、無言のままいきなりキレます。


だから私は、元夫に何かを話しかけるときはいつも極度に緊張したものです。いつも息がつまりそうになったり、脈拍が異常に早くなったりして、しどろもどろになることもしばしばありました。


でもその日は、元夫はキレずに私が話し終えるまで、ただ黙ってテレビを見ていました。そして、私がもう話すことがなくなったところで、「今週中に会社の方の段取りはするから。」と、言ったのです。


元夫が私の報告に対して、こんな風に反応するのは超々めずらしいこと

私は単純に嬉しかったです。


翌日からは引っ越しに向けての準備で、毎日が怒涛のように忙しくなりました。


まず真っ先に息子の学校に事情を報告し、進路に関して担任の先生や進路指導担当や学年主任の先生に相談しました。


長男に関しては、本人の特性や成績を考慮してくれた担任の先生の口から、関西の某私立高校が候補に上がりました。

長男は、元々は県下の公立への進学を決めていました。先生方は、どうしても公立にこだわるなら、転居先でも公立高校を受けることは別に不可能ではないとのこと。


それには少し煩雑な事前手続きがかかるけれども、問題はそのことではなく、内申書の扱いが非常に不利になることでした。その為、実際の実力よりかなり低い学校を受験対象にせざるを得ないこと、それを先生方は懸念してくださったのです。


しかも受験は水ものなので、実力的には楽勝と思っていても、万が一の不合格もないわけではありません。


公立のすべり止めには、さらに安全圏レベルの私立高校を併願するのが通常パターンだから、公立がダメだったときは全く意に染まない私立高校に行くことになるのではないか?


そういうシミュレーションをしたときに、実力や希望を熟慮した上で、本人に最も見合っている私立高校を専願することを考えてみては?とすすめられたのです。


先生方のお話を聞いて、本人も私もそのすすめに大いに惹かれましたが、私立となると学費という大きな問題が出てきます。なので、とりあえず長男の受験校の結論は、ほんの少しだけ先延ばしになりました。


次男の方は、ほとんど問題もなく、単に引っ越しの予告だけという感じで完了。転居先の学区や対象校の情報も、必要な手続きについても、先生の方で全て調査して数日内に案内していただけるとのことでひと安心です。


そして2人に共通して決まったことは、あとわずかに3学期を残すだけなので、卒業式を終えてから引っ越しするということでした。


私のパート先への報告と引き継ぎもバタバタ


なにしろアチコチかけもちしているので引き継ぎするのが大変だったし、パート先の皆さんにもいっぱい迷惑をかけたと思います。


そうこうしているうちに年が変わり、1月下旬、元夫はひと足先に東京へ単身赴任。


そして結局、長男は担任の先生や主任先生が薦めてくださった、某私立高校を専願受験することになりました。冬休み中に学校の見学をさせてもらえたり、学校の詳細を直に説明してもらった結果、長男が「あの高校に入りたい!」と強く希望したのです。


正直、学費は安くなかったのですが(というかものすごーく負担でした)、どんなにしんどくても、本人の望むところに行かせてやりたいと思いました。


そしていよいよ3月、私は懐かしい関西、そして自分の育った実家へと、2人の息子とともに引っ越してきたのです。


私たちの引っ越しに先駆けて、父と母は分譲マンションを購入して転居していました。気楽な賃貸マンションではなく、分譲マンションをアレコレ厳選して購入したのは、私の弟のためでした。


元々の自宅は姉の私に譲るので、不公平にならないように、そちらのマンションはいずれ弟に譲ることを両親は想定していたのです。


マンションは2LDKで、一戸建て4LDKの実家よりは手狭でしたが、駅に至近で新築のため、当時の評価額はそちらの方がかなり上だったようです。

だからというわけでもないでしょうが、弟夫婦も私たちが実家に引っ越してくることにはさして不満もなく、引っ越しの手伝いにも来てくれました。


2005年3月。


私は結婚以来、一度も経験したことのない、明るくて幸せの予感に満ちた春を迎えたのです。



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コメント

Re: タイトルなし

> 矢田@医療職兼業トレーダー 様


応援、ありがとうございます(^^)


>自分はきちんと対話しないとです。


対話って、とても大切だと思います。
言葉にしないとわかり合えないですものね。

またぜひお立ち寄りください。

花音(かのん) | 2015.04.25 00:24 | URL


テレビではよく見受けられますが、実際にあるんですね。

三下り半突きけられないように、自分はきちんと対話しないとです。


応援しておきました。ポチッ

矢田@医療職兼業トレーダー  | 2015.04.24 00:50 | URL














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