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シニア大学生が増加中!50代からのセカンドライフこそ「学ぶ喜び」や「学べる幸福」を実感
Days:2016.02.11 Categories:50代おひとりさまトリビア
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平素は在宅で完結する仕事がほとんどですが、今週は月曜から3日間、奈良までの「通勤」を経験しました。
私の最寄り駅から奈良は、片道が1時間40分ほどかかります。
普段があまりにも運動不足のヘタレな私は、この3日間でヘトヘト。いつも満員電車で通勤している方に、心から尊敬と労いの言葉を贈りたいです。
さて、今回のお仕事のお相手は、現役バリバリの大学生ながらお年は60代後半という方。
若い方に負けないエネルギーを発しながら、瞳を輝かせて夢を語ってくださるお顔がとても魅力的でした。
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学ぶチャンスが増えたシニア世代
わが家の次男も大学生(今春から社会人)ですが、このブログの読者さんも大学生のお子さんをお持ちの方が多いのではないでしょうか。
そんな私世代から見ると、70代に手が届くほどの方が大学のキャンパスを闊歩している光景はちょっとびっくり!
そういえば、昨年でしたか、欽ちゃんこと萩本欽一さんが73歳で駒大に入学されて話題になりましたね。
欽ちゃんが大学を目指したのは、「認知症の予防のため」という驚きの理由。
脳を活性化するために勉強しようと思い立ち、どうせなら何か目標を持った方が頑張れるからと「大学受験」をかかげたところ、見事に合格してしまったなんて素晴らし過ぎます。
でも、ここ数年で、「シニア大学生」がどんどん増えてきているのは事実です。
その背景には、大学側がシニア層にとって受験しやすい仕組みを導入し始めたということがあります。
たとえば、入試や学費の減免、長期履修の許諾など、生涯学習を支援する制度がどんどん創設されているのです。
シニア世代の受け入れを推奨している大学の中には、高齢であればあるほど学費面でお得になるところもあります。
学ぶ喜び、学べる幸福
冒頭に書いた私のお仕事相手の方は、若い時にできなかった勉強をやり直したいというのがシニア大学生を目指した動機でした。
実はその方、高校卒業後に一度は大学に進学されたのですが、ご家庭の事情で中退されたそうです。
「中途半端でやめるなんて、情けない奴だったなとずっと後悔していました」と、おっしゃるその方に「ご家庭の事情なら仕方ないじゃないですか」と私は言いました。
すると、「学びたいという強い意欲さえあれば、どんなことをしてでも続けられたはず」と自戒されて、「あの頃の自分には、そこまでの向学心がなかったんだと思う」と、ちょっと遠い目をされたのです。
今は、学んでも学んでも、まだ学び足りないような「学ぶことへの欲求」が驚くほど強いらしく、勉強の楽しさを語るその表情は若者以上にイキイキしていました。
時間的にも精神的にも余裕を持って勉強することのできる現状は、今まで生きてきた中でもっとも贅沢な幸福だと感じているそうです。
もしかしたら、「学ぶことの喜び」や「学べることの幸福」は、年を重ねた人生の後半にこそ、しみじみと実感できるものかも知れませんね。
「リクルート」社会人・学生のための大学・大学院
生きている限り「夢」を追い続ける
その方の卒業後の目標は、大学での学びを活かして、奈良の素晴らしい風土、歴史、文化を周知する仕事を興したいとのこと。
そして「大学で再び学びたい」という夢が叶ったので、次なる夢は「シニア大学生」仲間を増やすことだそうです。
その方とお話をしていて、自分の座右の銘と言える大切な言葉が頭に浮かびました。
それは、かの俳優、ジェームズ・ディーンの言葉です。
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Dream as if you'll live forever, live as if you'll die today. ( by James Dean)
永遠に生きるつもりで夢を抱け。今日死ぬつもりで生きろ。
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思い出す度にカッコいい言葉だなぁと感じ入ると同時に、男でも女でも、若きも老いも、この言葉通りの生き様なら人生の後悔は少ないだろうと考えます。
50歳を過ぎた私も、この先もっと多くの学びを得るよう頑張らねば!
というわけで、今年の年頭に掲げた「読書目標」と「資格取得目標」は、今のところは順調にクリアしながら進行中です!
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