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関西と関東の言葉や文化の違いを比較してみました。とりあえずエセ関西弁はやめてほしい!


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(神戸南京町の西安門)

今日は、「関西と関東の言葉や文化の違い」を再認識する出来事がありました。私も初めて知ったことがあったので、ここに書き留めておきます。


それにしても、言葉や文化に現れるエリアごとの特色の違いって、ホント興味深いですね。


同じ物でも、西と東ではまるっきり別物みたいな呼び方になるなんて、おもしろ過ぎてもっともっと知りたくなります。


まさしく、「Japan is interesting!


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菊菜と春菊


ことのきっかけは、とある編集者さんと打ち合わせをしていたときのこと。


会話の中で、彼女のゆうべのメニューが「すき焼き」だったという話題が出ました。


関東では最初に「割りした」を煮立ててから材料を煮込むけれど、関西では「割りした」を使わず、最初に肉を焼いてから醤油や砂糖で味付けをして、そのあと野菜などの具を入れるのが基本です。


この作り方の違いはかなり周知されているので、問題はそこではなくて写真の野菜です。↓↓

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これ、何て呼びますか?


関西では「菊菜」です。でも東京の彼女は「春菊」だと言って譲りません。「きっと別の野菜なんじゃない??」と主張するんですよね。


そこで調べてみると、関西と関東では出回っている品種が違っていたのです。


関西では葉が大きめで株が横に張っている「株張り型」が主流。一方、関東では、葉っぱが小ぶりで、茎がまっすぐ立っている「株立ち型」という形状が主流でした。


要するにルーツは同じキク科の葉野菜だけど、お顔やスタイルがちょっと違う、いわば「いとこ同士」みたいな関係。


こんな説明で、わかりますか?(笑)


ぜんざいとお汁粉


そしてお次は、これの話↓↓

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編集者さんが、ここんとこ一気に寒くなって雪まで積もったとボヤきながら、「寒いときはおしるこが食べたくなる」と言い出しました。


関西で言うところの「おしるこ」は、こしあんで作ります。


つぶあんで作ったものは、関西では「ぜんざい」と呼ぶのが普通です。


でも、関東ではつぶあんだろうとこしあんだろうと、汁気があれば全部「おしるこ」と呼んでいます。


ちなみに、関東で「ぜんざい」と注文すると、お餅や白玉の上に練りあんをかけた、汁気のないものが出てくるそうです。それと全く同じものを関西では「亀山」と呼びます。


こんがらがってきそうなので、下の通りまとめてみました。

【関西の呼び方】

◎ あずき汁&お餅

・こしあん=おしるこ
・つぶあん=ぜんざい

◎ お餅&あずき(汁なし)

・練りあん=亀山

【関東の呼び方】

◎ あずき汁&お餅

・こしあん=おしるこ
・つぶあん=おしるこ

◎ お餅&あずき(汁なし)

・練りあん=ぜんざい 


東西におけるおしることぜんざいの呼び方の違い、ご存知でしたか?


実は私、去年まで知りませんでした。


でも、私の中のベストドラマ「美女と男子」の第15話がきっかけで、「東西におけるおしるこの呼称の相違」を知ることができたんです(^_^;)


かいつまんで説明します。


第15話でヒロイン一子(仲間由紀恵)と三島プロデューサー(大西礼芳)が甘味処に入るシーンでのこと。


この2人は2014年の朝ドラ「花子とアン」で同級生役を演じています。そこに引っ掛けて甘味処の店名を「花琴庵」にする遊び心には感心したのですが、問題はそのあと。


ヒロイン一子が、出てきたものを「おしるこ」と呼んでいるのが、どうにも違和感があったのです。それは粒あん仕立てで、関西ではまぎれもなく「ぜんざい」だったから。


そこで調べてみて、おしるこの呼び方の謎が解けたというわけです。お陰でひとつ賢くなりました(笑)


この美女と男子については、いくつかレビュー記事を書いていますので、よかったらそちらもどうぞ♪↓
「美女と男子 16話レビュー」 「 美女と男子 17話レビュー」
「美女と男子 18話レビュー」 「美女と男子 19話レビュー」
「美女と男子 最終回レビュー」 「美女と男子 最終回号外レビュー(その1)」
「美女と男子 最終回号外レビュー(その2)」


揚げ煎餅の東西対決!


続いては、こちら↓↓

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関西では昔から「ぼんち揚」として定着しているのが、この揚げ煎餅。


なんとコレ、関東では「歌舞伎揚」って呼ぶんですね。


編集者の彼女いわく「東京では、揚げせんと言ったら歌舞伎揚です。ぼんち揚は探せばあるかも知れませんが、私は見たことがない気がします。」とのこと。


私、揚げ煎餅をわざわざ買ってまで食べないので、歌舞伎揚げの存在そのものを知りませんでした。


それぞれの名前の由来はと言うと…

【ぼんち揚】

昭和38年に山崎豊子の「ぼんち」という作品が、ベストセラーになったのにヒントを得たとのこと。


大阪では商家の息子を「ぼんぼん」と呼びます。そのぼんぼんの中でも、スケールの大きい人を「ぼんち」と呼ぶところから命名された「ぼんち揚」

いかにも大阪らしいネーミングだと思います。


【歌舞伎揚】

日本の伝統文化である 歌舞伎と日本古来の庶民のお菓子である煎餅をドッキング!それが歌舞伎揚の由来のようです。


パッケージに「赤・黒・緑」の色を配したのも、歌舞伎の定式幕から来ているんですって!


どう見ても同じものに見えるけれど、やっぱり味にも違いがあるんでしょうか?うどんみたいに、関東は濃くて関西は薄味なのかな?両方とも食べたことあるよという方は、ぜひ感想を教えてくださいね(*^_^*)


関西と関東の違いはまだある!



今日、判明した東西の違いは前述の3点でしたが、ほかにもまだまだありますよね。私が知っているところをザッと並べてみましょう。


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有名なところでは、これかな。


エスカレーターで立ち止まるときに並ぶのは、関西では「右側」、関東では「左側」というのはもはや常識になっていますね。


さてここで、ちょっとトリビア。


関西でも唯一京都だけは、大阪や神戸のように「立ち止まる人は右側に並ぶ!」というルールを徹底していません。


前の人が右側に立てば右に、左側に並んでいれば左、みたいに臨機応変な感じ。(若干、左側並びの右側空けが多いかなという印象)


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もうひとつ、東西の違いで私が知っているのは、赤ちゃんの夜泣きに効くお薬について。


夜泣きに効果的といえば、関西では「樋屋奇応丸(ひやきおうがん)」の一択です。


ところが関東では、「ひや…?何ですか、それ?」みたいな対応で、「夜泣きならコレです」と出されるのが「宇津救命丸(うづきゅうめいがん)


効能はほぼ一緒なんですけどね。


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最後にもうひとつ、写真のニワトリ。


この鶏のお肉を関西では「かしわ」って呼びますが、これも関東ではほぼ通じません。鶏肉は鶏肉だそうです。


あっ、でも長崎に居た時も通じたので、「かしわ」に関しては、単に関西と関東の違いというより、東日本と西日本という広い括りで呼び方が違うのかも知れませんね。


あ~、色々と調べて比較したり自分の体験を思い返したりしていたら、どんどん面白くなって来てキリがありません。


今日のところは、この辺でおしまいにしておきましょう(笑)


こんな風にテーマを絞って検証するって、ものすごく「脳トレ」になるんですよ。


つまり、私たち世代以降の方は、何かに興味を持ってとことん探るのは、とてもいい「ボケ防止」になるので、ぜひやってみてくださいね。

関西人ならエセ関西人を瞬時に見抜く


ここまで関西と関東の違いについてアレコレ語ってきましたが、最後にちょっと脱線します。


今日の打ち合わせ相手の編集者さん。


なぜか、やたらに関西弁を使いたがるんです。それも、何ともいえない奇妙な関西弁。


いわゆる「エセ関西弁」ってヤツですね。


以前、「どこの出身?」と聞いたら、代々ずっと台東区だという答え。あはは、ひとかけらも関西人要素ないじゃないですか(笑)


ご本人はエセ関西弁がお気に入りらしく、「私、関西出身ですかって、よく聞かれるんです」と嬉々としています。


そう聞くのは、たぶん関西人ではないはず。関西人なら、「エセ」はすぐに見抜いてしまうものです。


彼女が関西人に迎合しているとか、関西弁をバカにしているとか、決してそうじゃないのはわかっています。むしろ、関西のことが大好きなんだなぁと微笑ましく受け流せるんです。


でも、ただひとつ困っていることがあります。


それは彼女のエセ関西弁の伝染力。


よほど影響力が強いと見えて、いつも必ず、奇妙なイントネーションが伝染ってしまいます(笑)


自分本来のアクセントやイントネーションがわからなくなって、まるで友近のモノマネをしている福田彩乃のモノマネをしている一般人、みたいなワケのわからない状態がしばらく続くんです。やれやれ


関西は、いいところです。


たくさんの人に大いに愛して欲しいし、関西のことをいっぱい知ってほしいとも思います。


でも、親しむ為に無理に関西弁を使う必要なんて全くありませんよ(*^_^*)


関西人はとても親和性が高いので、何弁だろうと仲良くなる時はなれます。(なれない時はなれませんが、笑)

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