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年金分割にこだわったのは、妻の功績を認めてほしかったから~離婚までの経緯47


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前回の記事で、「離婚するときは離婚協議書を作って、さらにそれを公正証書にしておくべきです!」


と、お伝えしました。


そして、もうひとつ元夫に要請したことがあると書いたのですが、すみません、アレは間違い


ひとつじゃなくて、あとふたつでした



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今夜は、まずひとつめの「年金分割」についてお話しします。


年金分割制度については、広く周知されていると思います。特に離婚を考えている方にとっては、離婚時の重要案件のひとつですね。


では、この年金分割に、種類が2つあるということはご存知ですか?


年金分割は2種類あるの?



A.合意分割=夫婦間の合意、または裁判所の審議で分割が決定されます。


※分割対象は、夫婦の婚姻期間中の厚生年金記録。

※分割割合は、夫婦の話し合い、または裁判所の決定によって確定。(最大で半分)


B.3号分割=第3号被保険者であるサラリーマンの専業主婦等が利用できる制度。


※分割対象は、平成20年4月以降の、配偶者の厚生年金記録。

※もれなく全て50%。夫婦間の話し合いや裁判所の介入は不要。

※平成20年4月以前の部分については、Aと同じく、夫婦間もしくは裁判所の裁定による合意分割の適用となる。(最大で半分)

※従って、平成20年4月以前に結婚した夫婦の場合、合意分割と3号分割が混在する。


年金分割に関して誤解されやすい点



※合意分割にしろ、合意+3号分割にしろ、「配偶者が加入していた全期間の年金額の半分がもらえる」という認識は誤解。

※分割できるのは、厚生年金か共済年金のみで、国民年金は分割の対象外。

※したがって、配偶者が会社経営者や自営業の場合は、年金分割は困難。

※合意分割では、最大で半分の50%に分割可能ということであり、その割合は話し合いや裁判所の決定次第。



共働きでも年金分割はできるの?



※共働き夫婦の年金分割は、合意分割により行われ、平成20年4月以降部分も3号分割の対象外。(夫婦それぞれが厚生年金加入の場合)


※分割の対象は、婚姻期間中の夫婦それぞれの厚生年金記録。

※分割の割合は、両方の厚生年金記録を合計し、その半分が分割上限。

※共働きと言っても、パートタイムなどで収入が低く、夫の扶養に入っていた場合は、上の限りにあらず。(Bと同じ扱い)



年金分割の手続きの手順



1.まずは、年金情報通知書の入手

※年金分割のための情報提供書を作成→年金事務所に提出→年金情報通知書が届く→情報通知書を確認

2.分割割合の話し合い

※できるだけ、最高限度の50%で合意してもらうように説得

3.話し合いで合意しなかった場合

※相手方の住所を管轄する家庭裁判所に、割合を定めるための調停の申立て

※調停でも決着しない場合、相手方の住所を管轄する家庭裁判所にて審判


4.「標準報酬改定請求書」提出による年金分割の請求


◎夫婦の話し合いによって分割割合を決めた場合


※双方揃って、年金事務所に出向いて手続き。年金分割専用の委任状があれば、代理人が出向いても可。

※手続きに必要なもの

・年金分割の合意書 ・元夫婦双方の戸籍謄本 ・双方の年金手帳(年金分割の内容を記載した「離婚協議書」があれば、「年金分割の合意書」の代わりに添付することで、どちらか一方だけでも手続き可能となる)


◎調停や審判で、分割割合を決めた場合


※どちらか一方だけが、年金事務所で手続きする。

※手続きに必要なもの

・調停調書等の年金分割について決定された謄本 ・元夫婦双方の戸籍謄本 ・年金手帳


◎3号分割の場合


※妻だけが年金事務所に出向き請求すれば、強制的に2分の1に分割。

※手続きに必要なもの

・年金手帳 ・元夫婦双方の戸籍謄本(情報提供通知書は不要)



年金分割についての注意点



1.年金分割は、原則として離婚後2年間しか請求できない。


2.もしも、妻の方が年金額が多い場合は、その分が夫に分割されてしまう。


以上、年金分割について、サラサラっとまとめてみましたが、ご理解いただけましたでしょうか



それでですね、私の場合は、結婚後も厚生年金に加入していた期間(正社員)がかなりあり、パートタイマーになって以降も、家計をひとりで支えなくてはならず、当然ながら元夫の扶養からは外れるほど稼ぐ必要がありました。


その為、元夫の年金を分割してもらっても、年金額の増加は「きゃーっ嬉しい~」というほどの金額にはなりません。


それは充分に承知していました。


でも、私はこだわりたかったのです。どうしても……


そもそも年金分割制度の由縁は、夫が外で働けるのは妻が家を守ってきたからこそで、それなら妻が年金を半分もらってもいいんじゃない!?と、そういうことなわけです。


そりゃ外で働くのは大変でしょう。でも、家事や子育てだって大変なことは同じ!


なのに妻の方の年金額が圧倒的に少ないってどういうこと?っていうところから生まれた制度と言えます。


私の場合、自分で望んだわけではないけれど、ほとんど途切れなく働いてきました。しかも厚生年金加入期間は、専業主婦の人よりは長いです。


だからといって、「別に分割せんでもええやん。したところで、そんなに増えへんやろ?」と、片付けられたくありませんでした。


いっちょまえにそこそこの年金をいただけるほど外で働いて、さらに家計もひとりで支えてきたのです。その上に家事も子育てもひとりでこなしてきた、それが私の自負です。


最後の最後に、その頑張りを元夫に認めて欲しかったのです。


ええ、「単なる妻の意地」と思ってもらってかまいません(笑)



結果として、元夫は私の言い分をすべて認めてくれて、「分割割合50%(最高額)」で合意してくれました。


私は元夫に感謝して、この事項を書き加えた上で、「離婚公正証書」を作成したのです。


離婚公正証書について、詳しくはこちらの記事でお読みいただけます。↓

離婚するなら公正証書を作っておいてね♪



ずっと専業主婦だった人にも、年金分割を請求する権利はあります。妻として母として家族や家庭を支えてきたのは、あなたなのですから。


だから、年金分割の割合が、できるだけ上限いっぱいもらえるようにがんばってみて欲しい!


そして私のように、仕事を持ちながら、妻役や母役も同時に頑張ってきた人。そんな人こそ、ぜひ分割を!(実際には、手続きの面倒くささの割に、ガックリする程度の増額かも知れませんが…)


そんな私の想いをこめて、年金分割について書いてみました。


元夫に要請した、あとひとつのことは、この次に書きますね。


では、今日はこれで、おやすみなさい


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