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自由とプライドを取りもどすための切符~離婚までの経緯45


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話の順番が行きつ戻りつして、読みづらくなっているかと思います、ごめんなさい。


前回の記事では、司法書士の松ちゃんの登場と、私が当初に予定していた「財産分与として自宅を元夫に譲る」という案を、変更しなくてはいけなくなったところまでを書きました。


そして本日は、3回めの協議当日の続きです。


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まずは、どうして財産分与ができなくなったかについてです。


そもそも離婚時の「財産分与」というのは、分与するかしないか、する場合は何をどれだけの配分にするか、そこのところは夫婦で自由に決められます。


ただし、この財産分与には、分与の対象になる財産と、対象外の財産があるのです。


1.財産分与の対象になる(共有財産)


婚姻中に夫婦の協力によって、形成された財産。


たとえば預貯金や不動産、生活に必要な家具家電、車などがこれにあたります。これは、夫婦の協力によって取得した財産なので、2人の共有財産と見なされるわけです。


2.財産分与の対象とならない(特有財産)


片や特有財産というのは、離婚時の財産分与の対象とはなりません。


たとえば、独身時代に貯めた預貯金や、相続によって親族から譲り受けた不動産などがこれにあたります。


3.マイナスの財産(債務)


ついでに書いておくと、借金などの負の財産も、それが夫婦の共同生活のための負債なら、分与の対象になってしまいます。たとえば、妻が夫の保証人になって契約した借金は、離婚しても保証人としての返済義務からは逃れられません。


保証人としての責務を免れるためには、自分の代わりに保証人になってくれる人を立てるか(普通はそんな人いないですよね、^^; )、残債を払うかしかありません(結局、払わなきゃいけないんだね、^^; )


なので、たとえ夫婦といえども、保証人になるときは、くれぐれも慎重にということですね。


あっ、でも個人的な目的(ギャンブルや遊興費など)で片方が作った借金は、分与の対象外です。(あくまでも保証人になっていない前提です)



いつの間にか話が借金のことに逸れてしまいましたが、また本筋に戻します。


つまり私の場合は、自分の父親から譲られた不動産なので、1番の共有財産ではなく、2番の特有財産となり、したがって離婚時の財産分与の対象にはならないというわけです。


そこで、協議の前日に司法書士の松ちゃんから提案された、新たな方法を選ぶことにしました。


それは、離婚をする前に、「夫婦間の不動産贈与の特例」を利用しようというものです。


これは主に税金の控除に関してお得な制度なのですが、たとえ離婚して他人になることは決まっていても、財産のやりとりに於いて、余分な税金は発生しないに越したことはありません。


夫婦間贈与の特例を利用すれば、不動産贈与の控除対象額の2,000万円と、年間の基礎控除の110万円の合計2,110万円までは、税金がかからないことになります。


この制度の利用には、以下の条件がありますが、私の場合はそれをクリアしていました。


※夫婦間の不動産贈与の特例


・婚姻期間が20年以上

・贈与された財産が、居住用不動産であること

・贈与を受けた年の翌年3月15日まで贈与された者が実際に住み、その後も引き続き居住予定でであること

(注 : この配偶者控除は、同じ配偶者から一生に一度しか適用されない。)


ただ厄介なことに、適用条件の基本項目はクリアしていたのですが、もうひとつオマケの条件があったのです。


それは、贈与された方(わが家では元夫)が、翌年に贈与税の申告(課税がなくても申告の必要は有り)をする際に、贈与の日の10日め以降に取得した戸籍謄本・戸籍の附票を添付する必要があるということ。


ずいぶんと小難しい話になってしまいましたが、要するに、夫婦だからこそ使える制度を利用して、とりあえず不動産を譲りましょう!そのあと、10日以上経ってから他人になりましょう!と、そういうことになったのです。


「3回めの協議で、絶対に離婚を成立させよう!」と思っていたので、それは少し延期になってしまいますが、致し方ないでしょう。



私は、3回めの協議の場で、元夫に


「あの家、あなたにあげます!」


と宣言したあとに、続けてこの制度を利用する旨を説明しました。


いきなり家を譲ると言われた元夫、最初こそ戸惑っていた様子です。


でも、自分に有利な提案に、異論があるはずもありません。


今後のスケジュールや必要な手順についての話を、いちいち頷いたり、メモったりしながら、子どものように素直に聞く元夫。


私は、松ちゃんのさらなるアドバイスによって、「不動産を譲るかわり、これらの条件はのんでください」と、1枚の用紙を元夫の眼前に広げました。


それは、松ちゃんに教えてもらいながら、昨夜遅くまでかかって作成した「離婚協議書」です。


元夫は全項目に目を通して、「ここにサインすればいい?」と確認して、署名と押印をしてくれました。


私はそのタイミングで、「ついでにこれもお願いします。不動産の所有権移転後、10日が過ぎたら、いつでも出せるようにしたいので」と、日付の入っていない離婚届の用紙も差し出したのです。


元夫は黙って頷くと、そちらにも署名と押印をしてくれたのです。


「あぁ、やっと…やっと、サインしてもらえた」


協議書と離婚届の2枚の用紙を元夫から受け取ったとき、私は胸がいっぱいになったのを覚えています。




元夫の署名入りの離婚届。


それは私にとって、自由とプライドを取りもどすための切符のように思えました。

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コメント

Re: タイトルなし

まりおさん

> 要は金銭的なことなんでしょう。よくまあ面倒なことに時間すいやして。

確かにめいっぱい面倒なことをしたものです。

> 離婚なんて「みんな要らない判押して」で終わりだったよ。もちろん養育費もね
> それだけ稼ぐ自身あったしね。事実、離婚して今年で14年たつけど資産は億を越えた
> せいせいしたよ離婚した時は、子供二人とハムスター連れて新築の家買った自分のお金でね。
> 自由ていいよね


素晴らしい!!甲斐性があってカッコイイですね!

自由でいられるのって素晴らしいことですが、それもお金があってこそ。
お金と自由の両方をしっかり手に入れている、そんなまりおさんは
ブログ読者さんも羨ましがられると思いますよ。

花音(かのん) | 2015.10.05 00:29 | URL


要は金銭的なことなんでしょう。よくまあ面倒なことに時間すいやして。
離婚なんて「みんな要らない判押して」で終わりだったよ。もちろん養育費もね
それだけ稼ぐ自身あったしね。事実、離婚して今年で14年たつけど資産は億を越えた
せいせいしたよ離婚した時は、子供二人とハムスター連れて新築の家買った自分のお金でね。
自由ていいよね

まりお | 2015.10.04 13:48 | URL














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