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モラハラ夫、その高すぎるプライドの裏に隠されたコンプレックス~離婚までの経緯35


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何年ぶりかわからないほど久しぶりに会う、元夫の妹、R子さん。


ジャスト還暦のマダムなのに、相変わらずの美貌です


押し出しの強さも相変わらずで、「ザッツ・アネゴ」みたいなオーラ健在


そんなR子さんが、元夫についてズバリこう言ったのです。


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「K兄ちゃん(元夫のこと)は、わが家ではいてもいなくてもいい存在だったのよ。」


それを聞いただけでも、元夫の生い立ちが何となくわかったような気がしました。おそらく、家族の中にあっても「孤独」だったのだろうなぁと。



R子さんの話でわかったのは、まずお義父さんは、予想を裏切らず、モラハラ夫の典型的なモデルだったことです。


聞いた限りでは、暴言度合いや自己中ぶりは、元夫よりさらにうわ手な感じ。


でも、男気はある人だったらしく、


「女は家と子どもを守っていればいい!」「妻が働きに出るなんて、男の沽券に関わる!」


というポリシーのもと、お義母さんは外で働くことなく、ずっと専業主婦。


R子さんの知る限り借金はなかったようで、4人の子ども全員を大学にまで通わせたことからしても、人格はともかく、家長としての手腕はあったということでしょう。


また、お義父さんは大声で暴言を吐いたり、大きな音を立てて扉を閉めて不機嫌を現したけれど、物を投げたり壊したりして暴れることはしなかったそうです。


お義父さんが物品に当たり散らさなかった分、2番目のお兄さんがひどかったようで、長兄と比較されたり自分の思い通りに行かないときは、お義母さんや弟妹に罵声を浴びせたり、手当たり次第に物を壊したそうです。


一番上のお義兄さんは、R子さんが物心ついたときには、すでに大人だったけれど、いい年をしてしょっちゅうお義父さんから何かしら怒られていたとのこと。


そしてR子さん自身は、唯一の女の子ということで、ものすごく猫可愛がりされたそうです。


幼い時こそ蝶よ花よで良かったけれど、大きくなるにつれ窮屈になって反抗ばかりしていたら、お義父さんから「お前のような娘は、出て行け!」と言われてしまい、「はーい♪」ってな調子で20歳そこそこで自立。


R子さんらしい


それ以降はずっと自分の思い通りに生きて来て、それなりに苦労はしたけど、「あの家を早めに出て、しみじみ良かったと思っているよ。」とR子さん。


どこまで聞いても、元夫の陰の薄さは相当なもので、義両親も2人の兄達も、元夫のことはほとんど無視に近い状態だったようです。


R子さんが子ども心に覚えている元夫のエピソード、いくつか聞かせてくれました。


元夫がマラソン大会に優勝して、その賞状を晩ご飯の席で皆に見せると、義父が「マラソン!?こんなもんで1等とっても、何の役にも立たん。」と言って、その場で破って捨てたこと。


「お腹が痛い」と言って学校を休みたがった元夫に、義父は「学校は何があっても休むな!」と無理に登校させて、結局学校で痛みの余り倒れて救急搬送。腸閉塞だか腸捻転だかで、死ぬ直前だったらしいこと。


すると義父が、「学校に救急車を呼ぶとは恥さらしな!オマエひとりぐらい死んでも構わんから、今度からガマンしろ!」と言ったこと。


意外にも元夫は絵を描くのが好きだったらしく、しかもそこそこに上手で、よく小さなコンクールで入賞していたこと。


ところがR子さんもまた芸術的才能に恵まれていて(それが生涯の仕事になるほど)、中学で3年生と1年生だった2人は同じコンクールに選出され、R子さんが優勝、元夫は佳作。


義父が、「妹に負けるとは恥ずかしい。もう二度と作品を出すなよ!」と言われたせいかどうか、元夫はそれ以降、ピタリと絵を描かなくなったそうです。


そして大学進学。上の2人と同じ某国立を受けて失敗、仕方なく某私学に進んだ元夫。(私に言わせれば充分に立派な、私学の雄と言われる大学なのに…)元夫の中では、それさえもコンプレックスになっていたのでしょう。


その辺まで話して、R子さんがポツンと言いました。


「K兄ちゃんも違う家に生まれていたら、きっと自慢の息子になれたと思うよ。可哀想な人だよね。」


私もR子さんのいう通りだと思いました。


元夫の頑強な岩のようなプライドは、幼い頃から蓄積されたコンプレックスを隠すためのものだったのかも知れません。


ここで、私は恐る恐る聞いたのです。


「お義母さんは、かばってくれたり、褒めてくれたりしなかったんですか?」と。


R子さんの答えは、「ぜーんぜん。そんな人じゃなかったもん。いつもビクビク、オドオド、自分が怒られないようにするのに精一杯の人。私、どっちか言うと、父よりも母のほうが嫌いだったかも。」


私は、何ともやるせない気持ちになりました。


さらにR子さんは、衝撃の発言をしたのです。


「実家のクーラーとか大型テレビとかレンジとか、アレぜーんぶK兄ちゃんが買って送ったみたいよ。父が死ぬ直前に家の大改築したでしょう?アレもK兄ちゃんがお金出したんだって。」

「兄弟の中で一番目立たず、何やっても中途半端だったから、見栄はりたかったんじゃない。」


これを聞いたとき、元夫が無謀な投資をしてまで大金を作りたかった理由も、私の中でストンと腑に落ちました。


投資失敗による借金の記事は、こちらで読めます^^


頑固一徹で世間体を重んじる父親、その父に絶対服従で自分をかばってもくれない母親、優秀過ぎる兄達、自由奔放で大胆な妹。兄達ほど大事にされず、妹ほど可愛がられず、いてもいなくてもいい存在だった元夫。


全く目立たず、その努力も才能も認めてもらうことなく、さらには典型的なモラハラのモデルを目の当たりにしながら成長した元夫。


その鬱屈した精神は、自分もモラハラの加害行為を再現することでしか、満たされなかったのかも知れません。


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コメント

Re: はじめまして

あすかさん


読んでくださってありがとうございます。


お辛い経験をされたのですね。DVの場合は精神を病むだけでなく、常に身の危険が伴いますから、勇気を出して決別されて本当に良かった!

いつかまた、あすかさんを大切にしてくれるステキな人に出会えることを心から願っていますね^^ぜひまたブログに遊びに来てください。

> はじめまして。
> 偶然ブログを拝見しました。
>
> 私は去年10月に結婚式を挙げ、籍をいれる前にいろいろな問題が発覚し結局籍を入れず6ヶ月で別れました。
>
> 原因はDVです。
> 叩かれたり、噛まれたり、物を投げて壊したり。
>
> 今更なぜ彼がこんな風になってしまったかなんて、確かにどうでもいいことなのですが、専攻が心理学なので興味があります。
>
> 彼の父も同じようにお酒を飲み暴力を振るっていたようです。
> 彼には弟と妹がいますが、兄である彼には絶対服従のようでした。
> 飲酒運転を注意し、私が噛まれて泣いていたとき後部座席には義妹がいたのですが、無関心。
> 家の床に押し付けられていたときも義母は無関心。
> 二人とも彼には口だしができなかっただけもしれません。
> もしくはこんな光景は彼の家族では普通のことかもしれません。
>
> 義母を泣かすほどの暴言もあたりまえ。
>
> 家族がこんな状態だと知り、これからの改善は不可能と思い、今年3月に別れました。
>
> 私も彼といると喜怒哀楽が激しくなり、頭にカーと血がのぼるような感覚になったりしました。彼といないときにはこんな感覚にはなりませんし、人生で初めて経験した感覚です。
> このまま一緒にいたら私も変になっていたと思います。
>
> 血筋なのか、家庭環境なのか、まだよくわかりませんが、私もふとなんであんな人になったんだろう?と考えることができるあるので、初めてながらコメントさせていただきました。
>
> ブログ今後も楽しみにしています。

花音(かのん) | 2015.06.14 08:36 | URL


はじめまして

はじめまして。
偶然ブログを拝見しました。

私は去年10月に結婚式を挙げ、籍をいれる前にいろいろな問題が発覚し結局籍を入れず6ヶ月で別れました。

原因はDVです。
叩かれたり、噛まれたり、物を投げて壊したり。

今更なぜ彼がこんな風になってしまったかなんて、確かにどうでもいいことなのですが、専攻が心理学なので興味があります。

彼の父も同じようにお酒を飲み暴力を振るっていたようです。
彼には弟と妹がいますが、兄である彼には絶対服従のようでした。
飲酒運転を注意し、私が噛まれて泣いていたとき後部座席には義妹がいたのですが、無関心。
家の床に押し付けられていたときも義母は無関心。
二人とも彼には口だしができなかっただけもしれません。
もしくはこんな光景は彼の家族では普通のことかもしれません。

義母を泣かすほどの暴言もあたりまえ。

家族がこんな状態だと知り、これからの改善は不可能と思い、今年3月に別れました。

私も彼といると喜怒哀楽が激しくなり、頭にカーと血がのぼるような感覚になったりしました。彼といないときにはこんな感覚にはなりませんし、人生で初めて経験した感覚です。
このまま一緒にいたら私も変になっていたと思います。

血筋なのか、家庭環境なのか、まだよくわかりませんが、私もふとなんであんな人になったんだろう?と考えることができるあるので、初めてながらコメントさせていただきました。

ブログ今後も楽しみにしています。



あすか | 2015.06.13 16:18 | URL[ 編集 ]














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